患有对讲机综合症的女人
剧情简介
人。帰宅し、電話で誠一郎に時計のことを質すと、会社にあったという。まだ腑に落ちない奈緒美は、もう一度悦子の家に確かめに行く。忍び込み、時計を見る。裏には誠一郎あてのメッセージが彫り込んであった…。そのとき、階下で物音がした。悦子が帰宅したのだ。身をこわばらせ、ベッドの影に隠れた奈緒美の耳に、悦子が何者かと争う物音が聞こえてくる。続いて悦子のうめき声があがり、やがて途絶える。恐る恐る見に行くと、悦子は死んでいた。奈緒美はあわてて家を飛び出す。そこへタクシーが乗り付けてくる。降り立ったのは誠一郎で、迷わず家の中に入っていった。奈緒美は何が何だか分からぬまま自宅に戻る。衝突事故は悦子の故意だったのか。無言電話も彼女の仕業だったのか。そこへ誠一郎が帰ってきた。上司に誘われて遅くなったと嘘をつく夫。奈緒美は寝たふりをして会話を避ける。翌朝。夫の腕には時計が戻っ... (展开全部)
人。帰宅し、電話で誠一郎に時計のことを質すと、会社にあったという。まだ腑に落ちない奈緒美は、もう一度悦子の家に確かめに行く。忍び込み、時計を見る。裏には誠一郎あてのメッセージが彫り込んであった…。そのとき、階下で物音がした。悦子が帰宅したのだ。身をこわばらせ、ベッドの影に隠れた奈緒美の耳に、悦子が何者かと争う物音が聞こえてくる。続いて悦子のうめき声があがり、やがて途絶える。恐る恐る見に行くと、悦子は死んでいた。奈緒美はあわてて家を飛び出す。そこへタクシーが乗り付けてくる。降り立ったのは誠一郎で、迷わず家の中に入っていった。奈緒美は何が何だか分からぬまま自宅に戻る。衝突事故は悦子の故意だったのか。無言電話も彼女の仕業だったのか。そこへ誠一郎が帰ってきた。上司に誘われて遅くなったと嘘をつく夫。奈緒美は寝たふりをして会話を避ける。翌朝。夫の腕には時計が戻っていた。アンジェリーナ化粧品に出勤した奈緒美は、八波悦子殺しのテレビニュースに見入っていた。骨が折れるほどの力で首を絞められたのだと報じられていた。そこへ、成績の落ちていた奈緒美に、営業所所長の大川弘志(中原丈雄)が「相談」しようと声をかけてきた。女癖の悪さで評判の上司の誘いに困っていたところ、大川に妻から電話がかかってくる。金を持ってきてほしいという頼みらしい。奈緒美は、話を鉾先をかえるためもあり、仕事で動けない大川の代わりに届けようと申し出る。待ち合わせの場所に、妻の水江が現れた。顔を見合わせて驚く二人。悦子の家で鉢合わせしたあの女だったのだ。水江は保険の勧誘の仕事をしたとき、鍵をかけていない家をみつけ、出来心で盗みをしてしまった。それ以来、やめられなくなったのだ。浮気を繰り返す夫への腹いせで買い物をしすぎて、一千万円近くの借金を負っていた。その穴埋めでもあった。夫との距離感でまたも意気投合してしまう二人。しかし奈緒美は、似た人間を見たことで、自分の行動をあらためて振り返り、とうとう鍵の束を捨てる。誠一郎が帰宅すると、奈緒美の置き手紙が残されていた。母の十七回忌なので実家に帰る。今後の生き方を考え直したいのでしばらく帰らない。と、チャイムが鳴る。南多摩署の岡島警部補(長谷川初範)だった。