事件7
剧情简介
ある朝、トラック運転手が道路を走行中、右反対車線大型トラックの陰から反対車線に向かって、トラック運転手の方向に一台の乗用車が突っ込んできた。 クラクションを鳴らしたが、止まる気配はなく正面衝突事故となる。この事故で夫の自家用車を運転していた、妻・宮下貴美子(松下由樹)と助手席の長女カオリは一命を取り留めたが、 後部座席の長男ダイスケは死亡した。検察側はこれを運転手、貴美子の無理心中とした。貴美子の娘、カオリは重度の自閉症で、貴美子はその事を悲観し無理心中に至ったと見なしたのだ。
貴美子の夫である、大蔵省のエリート官僚・宮下孝(平田満)は、その腕では評判の弁護士・伊丹秀一(北大路欣也)に、 妻・貴美子の弁護を依頼する。貴美子は検察の取り調べに対し、無理心中を認める発言をしていた。 弁護士・伊丹は貴美子に接見するが、貴美子は心を深く閉ざし何か隠しているよ... (展开全部)
ある朝、トラック運転手が道路を走行中、右反対車線大型トラックの陰から反対車線に向かって、トラック運転手の方向に一台の乗用車が突っ込んできた。 クラクションを鳴らしたが、止まる気配はなく正面衝突事故となる。この事故で夫の自家用車を運転していた、妻・宮下貴美子(松下由樹)と助手席の長女カオリは一命を取り留めたが、 後部座席の長男ダイスケは死亡した。検察側はこれを運転手、貴美子の無理心中とした。貴美子の娘、カオリは重度の自閉症で、貴美子はその事を悲観し無理心中に至ったと見なしたのだ。
貴美子の夫である、大蔵省のエリート官僚・宮下孝(平田満)は、その腕では評判の弁護士・伊丹秀一(北大路欣也)に、 妻・貴美子の弁護を依頼する。貴美子は検察の取り調べに対し、無理心中を認める発言をしていた。 弁護士・伊丹は貴美子に接見するが、貴美子は心を深く閉ざし何か隠しているようにも見えた。 しかし、伊丹の説得に貴美子は無理心中の事実だけは否定した。
伊丹が、これから夫である孝と病院にいる自閉症のカオリに会いに行くことを貴美子に告げると、 急に貴美子の態度は急変し、仕事で忙しい夫にだけは迷惑をかけないで欲しい、と伊丹に懇願するのだった。 伊丹は夫である孝に、これから行われる裁判に際し協力を求めるが、仕事を理由に何故か孝は非協力的だった。
第一回公判。貴美子は無理心中における殺人の容疑を否定した。そしてその真実について、裁判が進められることとなる。 第二回公判。事故現場を検証した警察官の証言によると、現場には貴美子の運転する車のブレーキ痕はなく、また トラック運転手の証言も、衝突の際ブレーキをかけた気配はなく、更にスピードを上げ突っ込んでくるように見えたと発言した。